fc2ブログ
12月1日(火) 晴れ時々曇り 29 ℃ 湿度 85% 日の出:5:08 日の入り:17:53  バヌアツ滞在575日目
2009/12/01(Tue)
5時起床。穏やかな海。起きて2チャンネルSBS TVをつけると間もなく5時20分から昨夜7時のNHK TVニュースを見ることができた。鳩山の母親から5年間で9億円が政治資金に献金されていたことが法律にひっかかり、脱税だと自民党は問題にしているという。政治家にはいかに金が流れてくるものかは想像も出来ないが、親が子供になんとか税金に持っていかれないようにと金を贈与するのに苦心してやった結果が問題だと暴かれてきているわけだ。鳩山は全く知らなかったと言っているようだが、知らないことにしたほうがいいと、アドバイスされてそう言っているだけで知らないはずはないのである。金には困っていないからどうせ税金を払えばいいのだろうと腹をくくっていて大した問題とは深刻には受け止めていないようだ。政治家を続けるには繊細な人間ではとても勤まらないようである。小泉の時代、武部へのメール疑惑で追及した永田は代議士を失脚しその後自殺に追い込まれた。しぶとく生きていたら間違いなく8月の総選挙で復活当選出来たであろう。あの城内でさえ当選できたのであるから。人間逆境に置かれていかに辛抱出来るかが人間の値打ちだと思う。自殺はその人にとってその時の一番楽な選択肢であることには違いないのだろうが愚かな選択と言わざるをえない。しかしそれは現在では避けられないうつ病という病気が原因と認められているのだから、本人の責任では無いらしい。難しい時代である。6時ガーデンでレタスの葉を摘んできて、朝食はご飯を炊きお汁には玉葱、タロー芋、レタス、きゅーりを刻み、挽肉砂糖醤油煮とねぎを振りかけていただく。朝食後英語復習71-that。それから日記。今日は朝の海と交通渋滞を写真に撮る。今日は銀行に行ってお金を下ろして不動産屋に行って12月分の家賃を支払いに行く。8時。8時20分までで写真の取り込み。これからドミトリーにインターネットをしに出かける。8時52分ドミトリーでインターネットでメールを見る。アフリカのトンちゃんからの依頼でシャンペンを送られました。受け取るにはクリックをして必要内容を入力してくださいという思いがけないメールがあったので、トンちゃんに確認のメールを送る。便利な世の中になったものである。アフリカのお湯も出ないセネガルというところで活動している美人隊員がインターネットで南太平洋のバヌアツにchampagneを送ってくれるという。この便利な世の中になっているのは、これもインターネットのお陰である。10時18分まで大阪朝日放送のラジオを聞きながらブログを更新する。一旦アパートに戻り、荷物を置いてJICAオフィスに寄って郵便物と電気代の請求書と銀行の定期預金通知書を受け取り銀行へ向かう。しばらく行列を並んでお金を引き出し、不動産屋へ行き12月分の家賃85000バツを支払い、電気代をユネルコに出向き10月20日から11月17日までの29日間の電気代31KW995バツを支払う。マーケットに出かけ、タロー芋を1本分けてもらいボンマルシェでパンとマッチ2箱を買って海沿いにアパートに帰る。
昼食は久しぶりでフランスパンをトーストしてレモンティでいただく。デザートはバナナ3本。清子さんからの小包は11月20日の消印で12月1日受領したいい香りの袋であった。写真が綺麗になったとほめていただいてあったが、これは、もってきたデジカメの液晶が壊れて被写体の下20%ぐらいしか見えなくなってもう使えないものとしばらく使わなかったのであるが、思い直しておおよその位置で映して使っているのであって、新しいカメラを買ったわけではない。解像度数を多くして写し、対象は映したあとでトリミングして編集すると適当に映した映像もなんとか見られるようになっている。デジカメはFUJIFILM FinePixF31fdというもので、一昨年JICAの試験に合格通知をもらってから買ったもので当時は一番評判の高かったカメラであった。どういうわけかポケットに入れておいたら、液晶にヒビが入っていて画面の80%が映らなくなった。衝撃を与えた記憶がなく原因がわからない。幸い派遣されるときに入った保険で盗難や機材の故障があった時の修理費用が出してもらえるようなので帰国したら修理に出そうと思っている。昼食後、11月の家計簿の締めと12月の家計簿(House Keeping)を準備する。11月の食費の合計は7689バツで1日の平均は256バツであった。これは畑で緑の野菜が豊富に調達できたことが大きかった。キャベツはしばしばマーケットで買うが、白菜、パクチョイ、アイランドキャベツ、きゅーりはガーデンで調達できた。食事では餃子を簡単に作ることが出来たことも大きかった。原価意識を持って、ご飯と小麦粉から主食をまかなうようにしたのも大きかった。小麦粉から讃岐うどんの作り方をインターネットの説明どおり作ると簡単に作れ、冷やしうどんも好みの量をその都度出来るのは心強い。十分腰のあるうどんを食べることが出来て有難い。日本であれば、麺もパンも安いが、この国ではマーケットに並ぶなにも加工していないものは大変安いが、少し加工してある乾燥麺、スパゲッティ、パンなどはけして安くはない。それらは安い原料から作る仕方を知っていたら経済的に楽になる。今度駒ヶ根の手作り講座を開くとしたら、手打ちうどんと餃子づくりの講師を引き受けたいものと思っている。
11月に吉村昭著「破獄」と吉村昭著「漂流」を読んだのは食事について大いに考えさせられた。
横井庄一さんがガグアムで発見されたのは昭和47年1月で、終戦後27年が経っていた。
その1年後昭和48年3月、30年ぶりでルバング島で小野田寛夫さんが発見されたがその前年10月には一緒に生活していた戦友の小塚金七さんを地元警察との銃撃戦で失っている。「漂流」はなんと地下水も出ない、火も起こせない、野菜も出来ない火山の鳥島で12年4月生活して生還した江戸時代のもと船乗りの物語であった。まもなく3時15分。これからボキャブラリーチャンクデータベースの登録。今日は本格的な夏を思わせる暑い一日で部屋の中でも今年初めて30℃になっている。3時50分までで39-keep入力終了。これから餃子の皮用の団子を作ってから4時45分までで40-provideの入力完了。これから畑で野菜を摘んで水遣りをしてから夕食の準備。野菜を摘みに行くときメリリンにあったので中庭のベンチに座っておしゃべりをする。
長男のレンジョーの学校について尋ねる。7歳になるレンジョーはフィジーに本部のある私学のセブンスターの2年生だそうで来年は3年生になるという。この国では公立学校に加えて、私立学校がある。私立は教会関係が多く、セティの学んだオネスア カレッジはこの国で最大の35%の信者を有するプリスビテリアン(イギリス長老派教会)が運営しているセカンダリースクールで若い校長はマラポアカレッジの卒業生である。公立学校の授業料は安いが、教会関係の私学も授業料は高いという。マラポアカレッジに一番多くの生徒を入学させるポートビラのセントラルスクールは私立学校で校長以下教師はオーストラリア人がほとんどで、授業料も高いが、教師の給料も高いと聞く。ポートビラのプライマリースクールの生徒で成績の良い子供は8年生からセントラルスクールに入って受験勉強をして国の統一試験でマラポアカレッジに入るのが目標になっているようだ。今日はチャーハンと餃子をつくる。餃子は5つ作ったが多すぎてチャーハンは半分しか食べられなかった。食後寝室のシーリングファンをつけたまま19時半就寝。夜中も暑くて朝までつけっ放しであった。

2009_1201_2.jpg


スポンサーサイト



この記事のURL | ボランティア ライフ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<12月2日(水) 曇り時々晴れ 30 ℃ 湿度 80% 日の出:5:08 日の入り:17:53  バヌアツ滞在576日目 | メイン | 11月30日(月) 晴れのち曇り Unity dayという祭日 28 ℃ 湿度 81% 日の出:5:02 日の入り:18:05  バヌアツ滞在574日目>>
コメント
コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

   ▲ top

トラックバック
トラックバックURL
→http://vanublog.blog102.fc2.com/tb.php/815-fd64e60f

  ▲ top

| メイン |